自分のホームページ、ネットショップを作って農産物のネット販売を始めたいと考えている農家さんは、けっこうたくさんいます。
でも、みなさん共通の悩みを持っていて、それは
ホームページの制作費用が高い、、、という悩みです。
もちろんホームページといってもピンきりで、すごく安い値段や無料で作れるシンプルなホームページもあります。
ですが、ネット販売でしっかり売上を伸ばしていくためには、
- 農家さんのこだわりがしっかり伝わる中身
- おもわず購入したくなるような商品紹介
- お客様に情報発信するためのブログ
- キーワード検索で上位に表示されやすくする対策
などなど、商品が売れるようにしっかり設計されたホームページのほうが良いことは言うまでもありません。
そうなるとやはり制作費用もそれなりに高くなってしまうんですよね。
ホームページの制作費用が高額なために、ネット販売をなかなか始められない、、、
なんとかならないものでしょうか。
実は、ホームページやネットショップの作成に使える補助金制度があるんです。
今回は「小規模事業者持続化補助金」という補助金を紹介します。
この補助金制度を使えば、ホームページ制作費用をかなり安く抑えることができるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
小規模事業者持続化補助金とは
簡単に説明すると、小規模事業者さんを対象として、販路拡大や生産性向上のために必要となったお金の一部を補助してもらえるという制度です。
小規模事業者には個人事業主も含まれますので、個人農家さんでも申請が可能です。
(従業員が少人数であれば、営農組合でも申請できます。)
そして、農産物のネット販売のためにホームページ、ネットショップを作成すれば、販路拡大につながりますよね。
だから、ネット販売を始めたい農家さんにとって、ぴったりの補助金制度なんです。
どれくらい補助金がでるの?
補助上限額は50万円、補助率は3分の2です。
例えば、ネットショップの制作費が75万円なら、
3分の2の50万円が補助されて、実質25万円でホームページが作れます。
ネット販売を始める資金がかなり抑えられるので、ぜひ活用したいですね。
どうやって申請すればいいの?
申請の窓口は、地元の商工会や商工会議所になります。
パンフレットのリンクを貼っておくので、印刷して、近くの商工会や商工会議所に行ってみてください。
小規模事業者持続化補助金パンフレット
小規模事業者持続化補助金は、商工会や商工会議所の人が窓口になってくれるので、聞きに行くといろいろと教えてくれます。
興味がある人は、まずは気軽に近所の商工会に行ってみるのをおすすめします。
申請の期限はあるの?
毎年、申請できる期限は決まっています。
参考までに2018年の公募期間は、平成30年3月9日~平成30年5月18日でした。
今年(2019年)の公募開始も、もうそろそろだと思います。
ちなみに、申請をする際には、「経営計画書」と「事業計画書」の作成が必要になります。
なんだか難しそうですが、商工会の人がちゃんと書き方を教えてくれます。
書類内容によって審査がされるので、早めに商工会に相談して、準備しておくほうが良いと思います。
以上が、小規模事業者持続化補助金についての簡単な説明でした。
申請には少し手間がかかりますが、補助される金額がけっこう大きいので、できれば活用したいですね。
農作業のあいまをみて、一度、近くの商工会・商工会議所に相談にいってみてはどうでしょうか。
ネット販売の初期投資が抑えられれば、その後の運営にも余裕ができて、長期的に取り組めるようになると思います。